名護・平安山キャプテン「沖縄県勢がまだ成し遂げていないベスト8を目指す」
後半に入っても名護の勢いはとまりません。コザの懸命の反撃を、規律のとれた分厚いディフェンスで跳ね返すと、風上を生かしたキックを上手く使って敵陣深くに攻め込みます。そして後半6分、ラインアウトからのモールをしっかりと押し込んでトライ。17対0として勝負の流れを決定づけました。
その後も平均体重で5kg近く上回るFW陣の安定したセットプレーを軸に、最後までコザに主導権を渡さなかった名護。35対0の完勝でコザを下して3年連続22回目の全国大会出場を決めました。
キャプテンの平安山結丸選手が、「花園では沖縄県勢がまだ成し遂げていないベスト8を目指して、ここからさらに頑張っていきたい」と力強く宣言した名護。今後の進化に注目です。