他県への遠征以外では『練習試合』の相手を探すことも難しい現状…

硬式と同様、「少子化」や「スポーツの多様化」を背景に全国的に軟式野球部は減少を続け、福島や石川など8県ではすでに加盟校が「0」となっています。青森県でも、統計が残る1983年度の23校557人をピークに、今年度は4校52人まで減少しています。

県高野連 玉熊康成 理事長
「ここ数年、数はかなり少なくなっているのが現状としてあった。『硬式やる』『軟式やる』というのは個人の判断になってきますので、野球に関していえば、普及・振興は継続的にやっていますので、なんとか現状維持できれば…」

他県への遠征以外では練習試合の相手を探すことも難しく、実践の場は限られていますが、週5日、グラウンドで練習を重ねる中で選手たちは野球の本質を見出しています。