海の環境を守る「海上保安協力校」に指定されている宮城県石巻市の渡波中学校の生徒たちが8日、地元の海岸を清掃し、大量のペットボトルを拾い集めました。

石巻市の長浜海岸で清掃に取り組んだのは、渡波中学校の2年生およそ100人で、砂浜に流れ着いた大量のペットボトルなどを拾いました。

ペットボトルは、袋に入りきれないほどになりました。

渡波中学校は、海上保安庁から、海の環境保全活動に協力する「海上保安協力校」に指定されています。

生徒:
「きれいにしようという思いでしました。プラスチックやビン、カンが多かったです」
「ごみが海に入ったら生き物たちがかわいそうだと思った。ポイ捨てをしないように心がけていきたい」

この学校では、来週、津波被害を受けた沿岸の松原の再生を目指す植樹も予定していて、今後も地域の環境を守る活動を続けることにしています。