スケルトン 木下凜選手:
「理想は競技だけをやることだったんですけど、ちゃんと就職もしつつ結果を残していくことで、けじめというか自分の中で険しい方を行こうって思って就職して競技も続けるっていうところを考え、そっちの道に進んだっていうのが今です」

ふるさと石巻の復興を支えてきた自衛隊への思い、さらに父が働く姿もみてきた木下選手。決意は早々に固まりました

隊員の寮で寝泊まりし終日の業務、アスリートだからと特別の待遇はありません

スケルトン 木下凜選手:
「そうですね、徐々に先輩方に教わりながら、ちょっとずつ覚えてきてるので、個人的にすごい楽しく仕事ができてますね」

体力づくりも業務の一環、夜にはスケルトンのトレーニングもあり過酷にも思える毎日ですが、体の強化に一石二鳥だと本人は前向き。社会人アスリートとして今その両立にやりがいを感じています。

スケルトン 木下凜選手:
「自分がぜったいにやらないだろうなという車両整備をやってたり、夢にも思ってないみたいな。でも逆にそういった経験も自衛隊に入ったからこそできるし、すごい新しい経験もできてるので。かつ楽しいし競技も今続けられてるっていうところで、自分の中ではすごいいい選択ができてるのかなって思いました」