この決断に、父は…。

木下選手の父 木下茂之さん:
「続けられるだけ続けてもらいたいなっていうとこもありますが、やはり自衛官である以上は、任務を優先しなければならないところもありますので。そこを踏まえて頑張ってもらいたいなと思います」

貫いてきたアスリートとしての覚悟

挫折を味わいながらも、スケルトンを続けると決めた中学時代、彼は自分の未来を事細かに記しました

スケルトン 木下凜選手:
「これは15歳、14歳とか中学校、その時に立てた25歳までの目標です」

「24歳オリンピック入賞」ひときわ大きく記された夢は、2年後に迫っています。

スケルトン 木下凜選手:
「いままで良いことって少なかったっていうか、うまくいったことの方が少なくて。逆を言えば北京オリンピック™出てたら就職してなかったんじゃないかなって思ったり、競技一本でってなってたと思うので。そのときそのときの結果良かった悪かったっていうそれぞれの結果が、今に繋がってるなって。人生長い目で見た中でいろんな悪いこともあったけど、今スケルトンに出会えたところとか。悪いことの中でもいいことを見つけてくるっていうか、あれがあったから今思えば逆によかったかなって思えるような選択をしていきたいなってこれからも思うので、やっぱりそこは大事にしてるとこかなっていうふうに思います」

【tbcテレビ ヒーローインタビューより】