きっかけはスケートボードへの興味

熊井は小学生から野球に打ち込みながらも、一方でスケートボードにも興味を持つ少年だった。

熊井吾郎さん
「スケートボードが当時流行っていて、野球をやっていたんですけどスケボーもやってみたいということで始めました。スケボーのビデオに入っているヒップホップを聴いた時に“なんだこれは”と思って、そこからヒップホップにのめり込んでいった感じですかね」

バンドブームの中、ヒップホップを好きになり先輩の影響でDJという職業を知ることになる。

熊井吾郎さん
「スケボーをやっている先輩たちが音楽イベントをやってたり、レコード店で働いてたりしたんですよね当時。そこに行った時に、初めてDJをやっているの見て“かっこいいな”と思って、そこからDJイベントなどに足を運ぶようになりました」

DJをやるようになっていた頃、イベントで知り合った先輩のミュージシャンが開催していたクラブイベントに、ラッパーでシンガーソングライター兼音楽プロデューサーのKREVA(クレバ)が出演。その姿を見て、将来は音楽の仕事をしようと考え、活動拠点を東京へ移す。