『本物の富士山グラス』の会社へ

 このグラスは本物の富士山グラスと何らかの関係があるのか。取材班は本物の富士山グラスを作っている「田島硝子」に話を聞くことにした。

 (田島硝子 田嶌大輔社長)
 「真ん中にあるのが連帯窯といってガラスを溶かしている窯なんですけど、総勢22~23名で職人さんたちが1つ1つ手作りで主にグラス類を作っています。今の時間でも1350℃くらいでガラスが溶けていますから、その近くで仕事するので、かなりの暑さだと思います」
 富士山グラスは全て手作りだ。作業場では、職人がドロドロに溶かしたガラスを型に吹き込んで、グラスの形に整えていく。
 グラスの側面の桜の模様作りも1つ1つ手作業で行われていて熟練した職人の技が必要だという。