「暴力を加えれば部屋を出ていくだろう」

部屋を荒らされた怒りから2022年7月頃から前田被告と山口被告が同居する仙台市青葉区のアパートの一室に居候していた被害者の男性(当時22)。

前田被告らは男性に何度も退去を命じたものの「一緒にいさせてください」などと懇願されていたという。「暴力を加えれば部屋を出ていくだろう」と思いその行為は日を追うごとにエスカレートしていた。

2022年11月10日、外出先から前田被告と山口被告が帰宅すると部屋が荒らされていた状態だったという。リビングのテーブルの上のものは倒れ、ソファーがずれた状態、ゲームソフトなども部屋に散らばっていた。被害者の男性(当時22)のてんかんの発作による影響だった。