「昔ながらの“永田町文化”を引きずった政治をやめてほしい」
―――日本維新の会の獲得議席全体で見ますと、公示前43だった議席が今回38。-5議席となりました。これがどう判断されるかというところですね。大阪以外の小選挙区で勝ったのは、福岡・広島・京都・滋賀の4議席。これを詳しく見てみると、まず、福岡11区・村上智信さんは、裏金問題で処分を受けた自民党・武田良太さんに勝利。そして広島4区・空本誠喜さんは、以前に「政治とカネ」問題で大臣を辞任した自民党・寺田稔さんに勝利。京都2区・前原誠司さん、滋賀1区・斎藤アレックスさんは、2人とも元「教育無償化を実現する会」のメンバーです。
「村上さんと空本さんは、よく勝ったと思います。自民党の武田さんって強い人だからよく勝ったとは思いますけど、こういう事情(裏金問題)もある。維新だけじゃなくて、立憲民主党も国民民主党も、国会議員に言いたいのは、昔ながらの“永田町文化”を引きずった政治をやめてほしいと。僕はね『飲み食い政治はやめるべきだ』と維新にかなり厳しく批判したときに、馬場さんたちは『東京では飲み食いが必要なんだ』っていうことを言ってたらしいです。それが永田町文化につかっていると思う。ペットボトルを片手に政策議論をする、そういう野党にならないと、国民から絶対そっぽ向かれると思うから、馬場さんたち執行部は大いに反省してもらって」