9月、青森県六戸町の交差点で7人が死傷した事故を受けて、町は交差点に一時停止の標識を目立たせるため「回転灯」を設置しました。
「回転灯」が設置されたのは、六戸町の旧柳沢駅交差点です。
この交差点では9月23日、軽トラックが一時停止せず進入し、福祉施設の送迎をするワゴン車と出会い頭に衝突。
ワゴン車に乗っていた3人が死亡、4人がけがをしました。
現場には一時停止の標識がありますが、町ではあたりが暗くなった際にもドライバーへ一層の注意を促すことを目的に、高さ約4.7mの標識に回転灯を設置しました。
六戸町 佐藤陽大 町長
「人の命には変えられないですので、町としても警察署と手を取り合って、この交差点の事故防止は継続して進めていって、交通事故のない交差点にしていきたい」
この交差点では、2017年にも死亡事故が発生していて、町は信号機の設置について議会と町内会から受け取った要望書を30日に管轄する十和田警察署に手渡すことにしています。