高校ラグビー、年末年始の全国大会=花園出場をかけた青森県予選決勝が27日に行われました。青森山田が6連覇を達成です。

6連覇を目指す緑と黒のジャージー青森山田の相手は、決勝では2年ぶりの顔合わせとなる三本木農業恵拓です。

試合が動いたのは前半13分でした。ゴール前のラックから展開されたボールを15番・小泉が持ち込みファーストトライ!王者が先制に成功すると、その10分後には、敵陣22m付近から12番・佐々木のパスを受けたトンガからの留学生1年生のテビタがインゴールに持ち込みリードを広げます。

後半開始直後にもトライとキックを決められた三農恵拓ですが、11分には反撃に転じます。ゴール前でモールを形成して相手を押し込み、最後は6番・武部!三農恵拓は、このトライで14点差に縮めます。

しかし、青森山田がその3分後にトライを奪うと、給水タイムをはさんで立て続けに4トライを挙げてノーサイド。52対5で三農恵拓を下し、6大会連続の花園切符をつかみました。

優勝した青森山田高校 池田翔大 主将
「(三農は)フォワードの体が大きくて、前にたてにたてに入ってくるチームだったので、前半そこで苦戦してしまって、全国へ行ったら同じことが起きると思うので、しっかり修正したい。花園で山田が成し遂げたことがない『ベスト8』を目指してがんばります」

全国高校ラグビーは12月7日に組み合わせが決まり、27日に開幕します。