事件翌月「結婚するつもり」SNSでやり取り
検察側はこのほか、事件後の丸山被告と女性とのSNSでのやり取りも証拠として公開。
▽事件後 丸山被告と女性のSNS
▽2021年10月(事件の翌月)
女性:「私は結婚向いていないかも」
丸山被告:「どういうこと?Aちゃん(女性)と結婚するつもりだよ」
▽事件の5か月後の丸山被告:
「Aちゃんの価値を最大に生かすには俺を選んだ方がいい、幸せにする自信がある」

弁護側の質問に対し女性は
弁護側:あなたは、丸山さんが妻と別れれば、結婚していましたか?
女性:「そうは思わないです」
弁護側:それは丸山さんに伝えましたか?
女性:「はい」
弁護側:交際中、翌日県議会で質問がある日、準備していたことは?
女性:「ある程度出来ていても見返したり、何か手直ししていました」
(※丸山被告は事件の当日は議員会館で県議会の準備をしていたと主張)
弁護側:何時ごろまで?
女性:「深夜や朝早くだったり、直前までやっていました」
弁護側:事件後、被害者として丸山さんと接触しましたか?
女性:「はい」
弁護側:丸山さんが殺害したと思わないですか?
女性:「フィルターをかけてみていた、被害家族と決めつけていて、自分では分からなくなってしまいました」
弁護側:本当の丸山さんはどんな人ですか?
女性:「事件とは関係ない人だと思っています」
弁護側:交際当時、被告は妻のぞみさんと離婚できると思いましたか?
女性:「できないと思いました」
弁護側:理由は?
女性:「別れ話をしても変わらなかったから。実家から援助を受けていることや、希美さんが家に来たことから離婚は難しいと思いました」
弁護側:2021年に入ってから丸山さんからあなたに連絡をしたということですが、いつ会って、どんな内容でしたか?
女性:「5月に対面で会いました。丸山さんから離婚することが決まった、詳しくは後から話すといわれました」
弁護側:事件の20日ほど前の9月3日に会ったのは間違いないですか?
女性:「はい」
弁護側:どうして会おうと思ったのですか?
女性:「話を聞く必要はないと思いましたが、聞くだけならと思って会いました」
弁護側:その時に丸山さんが離婚について決まったと話しましたか?
女性:「離婚する方向で夫婦間で決まったと言っていました」
弁護側:そのことを信じましたか?
女性:「わざわざ時間を割いて会いたいといわれたので、全部が嘘ではないと思いました」