事件後、丸山被告が女性にとった行動とは

裁判で女性は、事件後の10月には、丸山被告から頻繁に連絡が来るようになり、「結婚を迫られるようになった」と証言しました。

検察官:事件の後連絡は?
女性:「その後SNSとかで連絡が多く入ってきて、家に来てもいいか、手料理が食べたい、(今)付き合っている人と別れてほしい。癒されたいなど言われた」

女性は、事件にあった家族として心情は計り知れないと感じ、明るい話題で返して否定をすることでキズをつけたくなかったとして、その後、連絡を取り合ったり一緒に出かけたりしていたといいます。

しかし、執拗に付き合っている男性との別れ話や、交際を続けようとする丸山被告の姿勢には嫌気がさしたと話しました。

女性:「支えるためにやっているのに、交際のことを言われ続けてるのが、本意ではなかったのでやめてほしかった」

女性は時折、涙ぐんだ声で証言を続け、最後に、丸山被告の裁判の証人として出廷した現在の心境を口にしました。

女性:「本当の丸山さんがどんな人なのかわからなくなりました、もし(自分自身が)動機ならしっかり事実に基づいて状況をしっかり話す必要があると思いました」

女性のいる証言台はパーテーションで仕切られ、丸山被告からは姿が見えないようなっていました。

丸山被告は女性が証言している間、両手を組んでじっと下を向いて話を聞いていました。

事件後にはSNSで「結婚するつもり」と女性に連絡…