1日12万円でも予約殺到の選挙カー

選挙カーの製造やレンタルをしている『グリーンオート』(神奈川・大井町)では、軽自動車タイプは1日3万円から、ハイエースだと1日8万円です。

そして1日12万円でも即予約が埋まるというのが、7月の都知事選で小池都知事も使用した「ガラス張りの選挙カー」

車体後部が、大きな窓のついた“ガラス張りの部屋”のようになっているので「どの角度からでも中の候補者がしっかりと見えるのが人気の理由」(グリーンオート・若狭侍郎さん)とのこと。
夜でも車内の照明を付ければ候補者の姿をバッチリ見せることができるだけでなく…

THE TIME,マーケティング部 西堀 文部員:
「車内にはしごもあります。中からお立ち台に行けるんですね」

“ガラス張りの部屋”の天井から降りたはしごで、直接屋根の上に行けるので、雨の日でもギリギリまで車内にいることが可能なんです。

候補者御用達「1本9900円」の傘

さらに、候補者に人気のアイテムはもう1つ。

『ホワイトローズ』須藤 宰さん:
「ある議員から、透明で庶民性を出して、丈夫で大きい傘が欲しいと」

その要望に応えて開発されたのが、選挙用ビニール傘「カテール」(9900円)。
顔が見えやすい上、傘に特殊な穴が開いているため風速15メートルまで耐えられるといいます。ちなみに候補者でなくても購入可能です。