「金メダルをとれるような選手を育ててほしい」恩師が語った古川選手

誰よりもアーチェリーが好き―。
恩師の手塚義浩さんは、大学進学の際に教員免許が取れる進路を勧めた際に返された古川選手の言葉が、いまも印象に残っています。

古川高晴選手の恩師・手塚義浩さん
「アーチェリーをやるために大学に行くんだ。だから、1番強いところにいかなくちゃいけない。ということで大学を選んだんです」

県アーチェリー協会の会長の肩書も持つ手塚さんは、青森に帰省するたびに練習の指導や講演を通して競技の裾野を広げるために力を尽くしていた“教え子”の次のステージにも期待をかけます。

古川高晴選手の恩師・手塚義浩さん
「ぜひオリンピックで古川自身が果たせなかった団体・個人での金メダルをとれるような選手を育ててほしいな」

古川選手の功績は、多くの人の胸にたしかに刻まれています。