6月に行ったクマ対応訓練には、役場職員や警察、振興局、近隣市町村、消防やハンターなど50人ほどが集まりました。

浦田さんは、ひとりひとりの紹介から始めました。

富良野警察署 地域課 長崎俊之課長
「顔が見える関係を作って、個々の連携に生かしたい」

意気込みを話すことで、それぞれが参加する意味を自然と自覚していきます。

占冠村 野生鳥獣専門員 浦田剛さん
「せっかくその場にいる人たちが、いることに重みがつく扱いをしなくてはいけない」

全員が責任感を持って臨む訓練は、緊張感が高まります。住民も、見つめます。

訓練に参加した住民は…
「どういうプロセスで駆除しているか、疑問を感じたので参加しました」