■「アマチュアには最高のステージです!」

晴天に恵まれた2日間。音楽を愛するひとたちが杜の都に集いました。本番1時間ほど前。メンバーが集まってきました。いよいよ出番です。

本番当日!
本番前の円陣!


3年分の思いをのせた演奏が市民広場にこだまします。


今回のジャズフェスでの演奏は5曲。特に力が入ったのは3曲目の「It''s All Right With Me」。トロンボーンの重厚なアンサンブルから始まり、各パートの見せ場がある曲です。3年前のジャズフェスでも演奏しました。


全5曲の演奏を終え、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。


スウィンギング・ハード・オーケストラ バンドマスター 佐藤博泰さん
「100%の力を出し切ってくれたので感謝です。休んだり、コロナでだめになったり。ようやっと3年分。われわれアマチュアには最高のステージです。我々だけではこういうステージにはならない。やってて良かった」


観客は・・・。

観客:
「かっこよかったです」
「生で演奏が聞けてよかったです」
「3年ぶりに見たので感動した。(ジャズフェスは)今はもうなくてはならないものだと思う」


イベント終了後、佐藤さんにあらためて聞きました。なぜ、バントをこんなに長く続けられているのですか?

スウィンギング・ハード・オーケストラ バンドマスター 佐藤博泰さん
「音楽が好き。メンバーが好き。次の演奏会に向けて目の前のことを必死に続けてきたら、いつのまにかこんなに続けていた」

はにかみながら語ってくれました。

佐藤博泰さん「音楽が好き」


2日間でおよそ20万人が来場した定禅寺ストリートジャズフェスティバル。秋晴れの杜の都にふたたび笑顔と音楽が溢れました。佐藤さんも「今年は観覧人数の制限などもあり残念だったが、次回はまた以前のような満員のお客さんの前で演奏したい」と早速、来年のステージへの意欲を見せていました。