2024年も50公演以上を予定「パワーは衰えているかもしれないが、思いっきり吹き続けたい」

7月、群馬・伊勢崎市の「メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎」で行われた公演当日。 会場に入って5分後にはサックスの音が響きます。

本番前にはホールの響きを確認するルーティーンへ。

渡辺さん
「僕は(マイクを通さない)生音でやりたい、本当はね、どこでも。今でもステージの最後は生音でやっています。これが本当の僕の音ですよと」
 
会場には幅広い世代の観客が集まりました。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、平和を願いライブで演奏しているといいます。平和への願いは新作スタジオアルバム「PEACE」にも込められています。
「PEACE」や「BUTTERFLY」、「WAITING SONG」など全16曲を演奏し、およそ2時間のステージとなりました。

渡辺さん
「ライブは一番励みになるし、何から何まで見えるじゃないですか。自分の演奏も、お客さまの反応も、バンドの状態も、これは年取ったおかげだと思います」

ーーこれからやりたいこと、夢や野望はありますか?
「このままいければいいなと思っています。野望とか大げさなことはなしで、このままステージ続けていけたらありがたいですね」