政治とカネ・物価高…12日間の衆院選 争点は?

井上貴博キャスター:
今回の衆院選の主な争点はやはり「政治とカネ」といえるのではないでしょうか。与党としては「信頼回復」、野党としては「政権交代」を目指すことになると思いますが、いかがでしょうか。

TBS報道局 岩田夏弥 政治部長:
やはり「政治とカネ」は一番大きなテーマになりますが、街の人からはいろいろな声が聞かれます。
特に物価高対策などの経済対策や外交・安全保障政策などです。決して「政治とカネ」だけではなく、いろいろなテーマがこの衆院選で問われてくるということですね。
ホラン千秋キャスター:
このまま自民党に政権を任せていいのかという部分も、有権者はしっかりと見ているというところでしょうか。

岩田 政治部長:
有権者はいろいろなテーマを通して各党の違いを見て、最終的に自公政権の“継続”、“過半数割れ”のどちらを望むのか、有権者の最後の判断がどうなるのかが最大の焦点ですね。
過去の衆院選投票率は、過去4回は60%を切っています。与党、野党ともに投票率が回復するかが注目ではないでしょうか。
より多くの人に票を入れてもらって「自公政権維持」と認めてもらうのか、より多くの人が票を入れて、「自公政権過半数割れ」になるのか、いずれにしても、たくさんの人に投票をしてもらい、その意思を示してもらって「この結果になった」となることが大事なので、やはり有権者の投票は本当に大切だと思います。
井上キャスター:
期日前投票も増えてていますので、いろいろな選択肢で投票をしていただきたいと思います。
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<プロフィール>
岩田夏弥
TBS報道局 政治部長 元官邸キャップ
小渕総理以来、主に政治取材を担当