原爆投下から来年で80年。
「戦争を知らない世代にどう伝えていくのかが課題だ」と話します。
島根県原爆被爆者協議会 本間恵美子 会長
「1番大変なのは証言活動や体験を語ること。2世のみんなには、やっぱり聞いた話でしかないのでそれを子供たちにどうやって伝えていくかっていうのはとても大変だろうと思うんです。被爆者の皆さんからできるだけいろんなお話をお聞きして、それを記録に残していく上で、私達もパネルとかそういうものを使いながら、話を伝えていくっていう形しかないなっていうふうに思ってます。」
「被爆者の共通の願いっていうのは、核なくせということですね。平和であることがいかに幸せであるかということをやはりもう一度みんなで考えて欲しいと思っています。
(Qそれを伝えるにあたって、今回の受賞は大きな一歩ですか?)
そうですね、非常にきっかけにもなるし、今後の励みにもなると思っています。」
そして、今後については…
島根県原爆被爆者協議会 本間恵美子 会長
「戦争そのものも知らない世代がもう半分以上ですから、今のガザ地区の話とかウクライナの話聞いても、テレビで見てる限りはよそのことなんですよね。もっと身近に、まだ戦争体験した方たちもいらっしゃるので、そういう話を聞きながら自分のこととして、平和、核兵器を使わないということを、なぜそうなのかということを知っていただきながら勉強会でもしたいと思っています。」