9日午後、鳥取県米子市の小学校で、学校給食に銀色のリングの一部のような異物が混入していた事案があったことが分かりました。口の中に入れた児童にけがはありませんでした。
異物が混入していたのは、米子市立淀江小学校で提供された給食です。
米子市学校給食課によりますと、9日午後0時45分ごろ、給食時間中に児童がごはん(米飯)を食べている際、口の中に違和感を覚え吐き出したところ、銀色のリングの一部のようなもの(直径1.3センチ 幅1ミリ程度)を発見。担任に報告し異物が入っていたことが分かりました。
口の中に入れた児童にけがはありませんでした。
米子市学校給食課は、今回の事案の報告を受けて、炊飯委託業者とともに混入異物の確認などを行いました。
確認の結果、炊飯委託業者工場内では異物と同様なものは使用されておらず、原因を特定することはできなかったということです。
また米子保健所の検査でも異物混入の原因を特定するには至っておらず、調理場の安全性が確認されたということです。
なお、ほかのクラスや学校からは同様の事案が発生したという報告はありません。
淀江小学校では今後、配膳前のチェック体制などの見直しを行い、安全管理体制のより一層の強化に努め、炊飯委託業者では、引き続き異物点検に最新の注意を払いながら同様の事案防止に努めるとしています。
あすは通常通り給食を提供するということです。
今回の事案を受けて学校給食課は「学校給食における異物混入には細心の注意を払っておりますが、安全で安心であるべき学校給食において、このたびの事案が発生したことは極めて遺憾であり、児童生徒及び保護者の皆様に心からお詫び申し上げます。今後はこのようなことが起きないよう、さらなる検査体制の徹底や給食に関わる全ての職員の意識向上など異物混入の防止により一層努めてまいります」とコメントしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
※参考:12月9日の献立
米飯・牛乳・豚肉のごま味噌炒め・ゆかり和え
ーーーーーーーーーーーーーーーーー














