佐賀県を訪問中の天皇皇后両陛下の長女愛子さまはきょう午後重要無形文化財に指定されている「名尾手すき和紙」の工房で和紙の手すきを体験されました。
午後3時半ごろ、愛子さまは佐賀市の「名尾手すき和紙」の工房に到着されました。ここの工房は2021年の豪雨で土石流の被害を受け、休業を余儀なくされましたが移転して再開したということです。
愛子さまは名尾和紙の原料が梶の木の繊維であるという説明を受けた後、職人さんの手ほどきを受けながら紙すきを体験されました。
愛子さまは「緊張する」「出来ていますか」「奥深い」などと職人さんと言葉を交わしながら手を動かされていました。
和紙の製品の店舗では説明をうけながら扇子などのさまざまな製品を見学し愛子さまは「和紙の新しい可能性を感じることができました」と感想を述べられていました。
これに先立ち、愛子さまは午後1時過ぎ、佐賀県赤十字血液センターを訪れ、佐賀県の災害対応の取り組みにについて説明を受けられました。
愛子さまは災害ボランティアの関係者に「平時の活動が災害時に役立つなと思うことは多いですか?」などと質問し熱心に話しを聞かれていました。
初めてのお一人での地方公務となった佐賀訪問。沿道には多くの人が集まり愛子さまは終始笑顔で応えられていました。愛子さまは全ての日程を終え、今日夜帰京されます。
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