翼音さんの父・喜三鷹也さんのあいさつ全文
「このたびは忙しい中、翼音の葬儀に参列していただき、誠にありがとうございました。翼音を捜索していただいたたくさんの人たちに感謝申し上げます。
翼音は自宅から170キロも離れた福井県沖で、地元の漁師さんが見つけてくれて、海上保安庁が来るまで1時間10分、日没1分前で流されないか見守ってくれていたそうです。感謝しかありません。
漁師さんは『娘さんは頑張りました。褒めてあげてください』といった言葉に涙が止まりませんでした。私たちの元に頑張って帰ってきたかったんだと思いました。
14歳の若さで亡くなり、これ以上の悲しみはありません。これから高校・大学・公務員になって、と夢に思っていました。じいちゃん・ばあちゃんの出張朝市の手伝いもしたいと言っていました。
泣いてばかりいたら翼音も心配するから、これからも家族力合わせて頑張っていきます。今後も変わらずのお付き合いのほどよろしくお願いいたします。本日はお参りに来ていただき、ありがとうございました」