子どもたちと一緒に復興を願い…
10月2日、長沼小学校では児童がリンゴにシールを貼りました。
渡辺さん:
「これ大きくていいじゃんこれ、これどう?」
リンゴが赤く色づいたあとにシールを剥がすと、児童のイラストや長沼のマスコットキャラクター『ふくりん』の輪郭が浮かび上がるということです。

被災した木で育ったリンゴを多くの人に知ってもらおうと、復興を願い『ふくりんご』として販売もするということです。
渡辺さん:
「癒しと元気をもらえます」
災害からまもなく5年。
自身の畑のリンゴ栽培にとどまらず、多くのことに力を注ぐ渡辺さんの原動力とは…。
リンゴ農家・渡辺美佐さん:
「絶対この地域を復興してやるという思いが強くて。色んな役をやってみたりとかして本当に忙しい5年間でした」
(Q渡辺さんにとって長沼はどんな地区ですか)
「なんだろう…それ聞かれると涙出てきちゃうんですけど、当時のこと思い出して。感謝する場所というか、いろんな人にこの地域に住んでお世話になっている地域なので、いろんな人に感謝するっていうのかな。思いがこみ上げてきちゃって、涙もろいって言われるんですけど、周りの地域の皆さんとか、災害の時に助けてもらったボランティアの方とか、そういう方に恩返しをしていきたい」
地域を盛り上げることで感謝を伝える。
渡辺さんにとっての復興の形の一つです。














