最高のものを作る

ジャパネットホールディングス 高田旭人社長兼CEO:
「このプロジェクトは《地域創生》の象徴的なものと言われます。もちろん気持ちとして長崎のためにやりたいし長崎を盛り上げたいと思っていますが、持続可能なものでないとビジネスとしては意味がない。『感動とビジネスの両立』ーそのチャレンジになる」

「長崎スタジアムシティ」。その構想の発案者は高田旭人社長自身でした。三菱重工長崎造船所幸町工場の再編による、跡地の活用事業者が公募された時、「武者震いするほどの気持ちだった。夜ふらっと見に来て1人歩きながら『ここにできたら何が起こるんだろう』と考えた」と言います。

坂の町長崎市。「すり鉢状」と言われる町には、少ない平地を囲む山々に多くの家が張りつくように建ち、独特の景観を作り出しています。そこにぽっかりと現れた広大な平地、しかも駅近という条件。

ジャパネットホールディングス 高田旭人社長兼CEO:
「この場所があったことが最後の決め手」「走り出すと物価も建設費も上がっていく事態となったが、気を付けたのは『物価が上がっているからと言って施設を我慢することはないよう』にすること。1千億円をトータルでは超える世界になっているが、最高のものを作り続ければ回収できると考えている」