注目の投手『ピンチなんてなんくるないさ~』

総合力が高い津嘉山憲志郎投手(神戸国際大付)にも注目だ。去年11月に受けたトミー・ジョン手術の影響で今夏は投げることができなかったが、右ひじも順調に回復し、もうすでに短い距離でのキャッチボールを再開している。帽子のつばには『今日もチバルヨー!!ピンチなんてなんくるないさ~』生まれ育った沖縄の言葉が書かれていた。
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◇高校生・野手◇

今坂幸暉内野手(大阪学院大高)は、走攻守そろった関西No1ショート、「福留2世」とも呼ばれる逸材だ。柔らかい打撃フォームからヒットを量産し、その天才的な野球センスに12球団のスカウトが熱視線を送ってきた。取材した際に今坂は、「プロに行きたい気持ちが強い。走攻守全てレベルアップして、いつも応援してくれる両親のためにもプロ野球選手になれたら」と目標を力強く語っていた。
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上記以外にも、投手と遊撃手の二刀流・岸本佑也選手(奈良大付)など、まだまだ楽しみな選手が多い関西の高校野球界。一体どんな選手が12球団から指名されるのか、今からワクワクが止まらない。大学生編・社会人編に続く。
◇取材・文
金山泉(かなやまいずみ)MBSアナウンサー。1982年6月5日生、新潟県上越市出身。 野球とB’zをこよなく愛する。投手として首都大学リーグ2部で通算11勝(8敗)をマークした。














