韓国や中国など10の国と地域のバイヤーの姿もありました。

中国からのバイヤー「(Q日本食は人気?)日本はヘルシー志向として知られているので、中国の消費者のなかでも非常に人気があります」

今回は、ヨーロッパからもバイヤーが。フランスでスーパーなどに日本食を卸しているハルダンさんです。

FURUSATO LTD. チョーク・デヴィット・ハルダン社長「日本の文化が今ブームになっているからそれに合わせて面白い商品を紹介したい。日本食ブームになっている」

フランスでも健康志向が強く日本食が注目されていて、今回初めて、この展示商談会を訪れました。

会場で興味を持ったのが、福岡県大牟田市にある創業147年のこんにゃく店が作るこんにゃく麺です。

石橋屋企画部・石橋陵さん「海外の方でも食べやすいように開発したのがこちらのこんにゃく麺になります。」

FURUSATO LTD. チョーク・デヴィット・ハルダン社長「海外は麺の文化が長いから紹介しやすい。そしてカロリーが低いから非常にいいと思います。」

また、午後からは熊本県の有明産の海苔を扱う業者とも商談を行いました。

最近の円安も、海外で展開する企業や輸出する日本側にとっても後押しとなっているようです。

日本海水海外販売グループ・七田麻子さん「日本食ブームで寿司とかのニーズで海苔が出ています。意外と中東とかに出ていまして伸びているところはEU圏。ヨーロッパにふりかけが伸びています」

FURUSATO LTD. チョーク・デヴィット・ハルダン社長「今は日本の円は安くなっているからすごくグッドチャンス。」

フードエキスポ九州・川原正孝 実行委員長「(Q外国に向けた取引は重要になってきている?)特に今は円安ですよね。だから輸出するメーカーにとってみたら出しやすい。今のうちに九州のいいところを海外の方に知っていただいてこれから円高になっても取引をしてもらえればと思います」

日本食ブームに円安。

九州の食が世界で販路を広げるチャンスとなっています。