10月に開業する新しい盛岡バスセンターは工事も大詰めを迎えていますが、同じエリアで複合型商業施設「monaka」建設に向けて計画が着々と進んでいます。盛岡らしさで彩られた工事現場を取材しました。
(リポート)
「来月4日に開業が迫る新しい盛岡バスセンターです。おととい夜、国道106号に面した壁面が館内のホテルの空間演出を手掛ける『ヘラルボニー』のアートで彩られました。実はこれと同じ日に、この地域に誕生予定のもう一つのにぎわいの拠点でも、あるアート作品が描かれていたのです」
盛岡バスセンターの斜め向かい、旧Nanakの解体工事現場の仮囲いにアート作品を描いたのは、盛岡市在住の画家・千葉幸子さんです。2016年度の県美術選奨を受賞している千葉さんはキャンバスを仮囲いの鉄板に、絵具をペンキに替えて創作に挑みました。
高さ3m、幅20mの大作ですが工事が終われば撤去されてしまいます。
(千葉幸子さん)
「この場所に瞬間的に、一瞬現れた作品みたいに見ていただけたらと思っています」
創作をするにあたって地域の再開発組合からは、「盛岡らしい作品を」と依頼されました。
(千葉幸子さん)
「広い空の印象が私は一番強いのでこの盛岡の空の下に普段見慣れている自然を、描きたいものを選んで描かせていただいています」
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」“だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取も… 詐欺手口の全貌

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本








