秋雨前線も北上

また、台風が北上することで、このところずっと本州付近にあった秋雨前線も北海道の東へと北上していき、11日(金)頃からはようやく大陸から乾いた空気を持った秋の高気圧が張り出してくるようになりそうです。

9日(水)~11日(金)にかけての天気図の変化。台風19号の北上とともに秋雨前線が姿を消す予想。

宮城県内は先月から晴れる日の少ない傾向が続いていて、特に南部の白石、丸森、亘理のアメダスではいずれも、日照時間が7日(月)まで5日間連続でゼロとなっています。9日(水)まで曇りや雨のすっきりしない天気が続きますが、台風が"ゲームチェンジャー"となって、10日(木)以降は次第に晴れ間が戻ってくるでしょう。

tbc気象台 8日午前11時発表の宮城県の週間予報

秋雨は、梅雨ほどは現象が明瞭ではないため「秋雨入り」や「秋雨明け」の発表はありませんが、宮城は10日(木)頃が「秋雨明け」と言えるかもしれません。宮城県内は9月の三連休は2回とも雨に見舞われましたが、10月12日(土)からの三連休は行楽日和が期待できそうです。全国的にも三連休は秋晴れの所が多くなるでしょう。