信州で長く、そして日本一愛されている商品といえば、こちらもスーパーで見つけました。
飯塚アナウンサー:
「このパッケージも変わりませんね」
「この緑のラベルにお姉さんの絵、ビミサンという字体も変わらない」
こちらも長野県が消費量日本一なんです。

山梨県で醤油などを製造するテンヨ武田の「ビミサン」です。
テンヨ担当者:
「長野県がダントツになると思います。4割くらいいってると思います」
「美味しさを讃える=美味讃」などの意味が込められているだしつゆは、誕生して60年。
信州で好まれている理由は。
テンヨ担当者:
「市販のめんつゆの中でおそらく一番甘さが少ないタイプだと思われます」
「そば文化圏だったということも影響して味覚にマッチしたんではないか。あとは高濃縮なので漬物、特に野沢菜などの郷土料理にも使われるということで結びつきが強くなったのではないか」
買い物客:
「60周年ですよね」
「長野といえばですよね」
買い物客:
「うちはお醤油代わりに何でもそれ使っちゃう」
買い物客:
「名古屋に住んでる娘がこれ送ってくれって言ってその味が故郷の味」
買い物客:
「ポテトサラダとかあとおやつ代わりに食べることが多い」
「食べてるからこの味じゃないと食べられないというか」
買い物客:
「出始めてから前から使ってたからまたこれにしたんです」
「あのときほかの使ったけど、なんかちょっと違う感じでさみしかったです」
変わらぬ記憶と故郷の味。
作り手もまた信州に思いを馳せて、変わらぬ商品を作り続けています。
スギヨ担当者:
「世代を超えて受け継がれてきた愛情のバトンみたいなもの」
テンヨ担当者:
「また次のお子様の世代とか次のジェネレーションにつなげてくだされば」
丸善担当者:
「同じ味を維持するっていうのはメーカーにとっては非常にある意味大変ではあったんですけど、これからも味を変えることなく続けていきたいと思いますのでお願いいたします」