新型コロナのオミクロン株に対応した新たなワクチンについて山梨県内では9月中にも接種が始まる見込みです。

また県は新型コロナの後遺症の調査を行い、相談窓口や診療体制の整備を進める考えです。

知事会見 山梨県庁 7日


新型コロナの感染者は6日までの1週間で4298人で、前の週から2500人以上減少しています。

7日、長崎知事はピークアウトになりつつあるという認識を示しました。

長崎知事:
ようやく減少局面に入ってきた。一方で第6波のように新規感染者が増減を繰り返す場合もあり、引き続き高い警戒感をもって対応すべき状況が続いている。

こうした中、国からオミクロン株に対応した新たなワクチンの配送スケジュールが示され、県内には9月19日の週から10月上旬までにファイザーとモデルナのあわせて19万8000回分が届きます。

これらは市町村に配分され、県は4回目の接種が終わっていない高齢者や医療従事者を優先し、今月中にも接種を始める見通しを示しました。

その後、2回目までの接種を終えた12歳以上が対象となります。

また県は9月も金土日と祝日にイオンモール甲府昭和で予約不要の大規模接種センターを開設することにしています。

このほか県は新型コロナの後遺症の調査を始めることを明らかにしました。

長崎知事:
県民に対して情報提供して情報共有する。学校や職場において不利益な取り扱いを受けないように環境整備を行っていきたい。

方法は今後検討するとしていて、相談窓口や診療体制の整備も進めることにしています。