「写真もたくさん捨てる」 やるせない思いの瀬戸さん

ごみに出すため、少しでも軽くしようと、乾燥させていました。

瀬戸靖子さん「(地震や水害で)写真もたくさん捨てましたけど、申し訳ないなと思って捨てますよ。自分のものも捨てるんだからごめんなさいしかないんですよ」

元日の地震で、瀬戸さんの自宅は全壊しました。神奈川県に住む息子のもとに身を寄せたあと、4月下旬に仮設住宅に入居しました。

大雨があったあの日、瀬戸さんは朝食をとったあと、テレビを見ながら過ごしていました。

瀬戸靖子さん「私が見た時はここが上がるか上がらない程度だった。そしてわーすごいと思ってみていたら、あの穴がゴーっといって水が噴きあがったんです」

瀬戸さんは男性2人に抱えられ、仮設団地に隣接する小学校に避難しました。

上戸小学校横の仮設住宅は、30戸すべてが浸水し、半数近くの13戸は床上まで水に浸かりました。

瀬戸靖子さん「座布団くらいの大きさになったのを敷いてあった。それをむしって」

カーペットをはがし、木材がむき出しになった床の上にタオルを並べ、夜は玄関近くに布団を敷いて寝泊りしています。

瀬戸靖子さん「残念、残念だけどでも明るく生きていかなきゃと思って今努力しながら…」