政府が高額療養費の自己負担上限額の引き上げを決めたことを受け、全国保険医団体連合会が患者を対象に調査を行いました。その結果、7割超の患者が「食費などの生活費を削る」と回答したということです。

高額療養費制度は、高額な医療費がかかった場合に患者の自己負担額を抑えるもので、政府は、今年8月から2年かけて、1か月の負担上限額を最大およそ38%引き上げることを決めました。

増え続ける医療費を削減することが目的ですが、引き上げの影響について、きょう、全国保険医団体連合会は、およそ1700人の患者への調査結果を発表しました。

家計が苦しくなることから、「食費・衣料費などを削る」「貯金を切り崩す」などと回答した患者が7割を超え、「受診の間隔を延ばす・見送る」と回答した人も、7割近くに上ったということです。

また、全国保険医団体連合会はきょう、厚生労働省に対し、引き上げの中止を求める患者らの署名を提出しました。