「珍しいことではなくて、あり得ること」伝え続ける『命の大切さ』

田代さんの話を聞いた女子生徒は(3年生)
「日頃から普通に生きていて、命の重みを感じていないというか、意識して生きていないが、こういうのを聞いて命の重さとか大切さを知ったし、自分が死んでしまったら悲しむのは周りの人だとわかった」

田代さんの話を聞いた男子生徒は(3年生)
「自分も何回か交通事故に遭っているので、これから生きていくときには車とかに気を配っていきたい」
最愛の息子との突然の別れの傷は、癒えることはありません。
それでも伝えることをやめないのは、命を大切にしてほしいと願うからです。

田代祐子さん
「本当に自分たちの身近にそういうことがあったことを知ってほしいし、それは珍しいことではなくて、あり得ることなので命を大切にしてほしい」

被害者も加害者も出さない社会へ―。
田代さんは尚己くんとともに伝え続けます。