「愛する家族を奪われるとどうなるのか―」生徒たちに語る命の授業

青森県八戸市の八戸水産高校で行われた「命の大切さを学ぶ教室」。
壇上で田代祐子さんは、全校生徒170人を前に23年前に起きた交通事故について話しはじめました。

田代祐子さん
「かけがえのない息子の事故、事故後の私たちの生活を通して、愛する家族を奪われるとその家族はどうなるのか、また、みなさんの近くにそのような方がいらしたらどのように接したらいいのか。在りし日の息子の写真を見ていただきながら、命というものを考えていただきたい―」

インラインスケートを履いて笑顔を見せる男の子。田代さんの次男・尚己くんは、この約1か月後に8歳でこの世を去りました。