社会保険に加入するメリット

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 ファイナンシャルプランナー・福一由紀さんは、社会保険は、「加入させられる」と考えるのか、「加入することができる」と考えるかで大きく違うといいます。保険料を支払うことは、メリットもあるということです。

 1つ目のメリットは、年金が“2階建て”となること。厚生年金と国民年金となるため、年金の支給額が増えます。

 2つ目のメリットは、健康保険の“給付充実”。例えば、病気などで仕事を休んだ場合、「傷病手当金」が最大1年半まで給与の3分の2相当、支給されます。また、産休期間中には「出産手当金」が給与の3分の2相当、支給されます。これは自分で健康保険料を支払わなければ受け取れないものです。