津波を想定して高層階への移動も確認
校庭を走る子どもたち倉敷市立葦高小学校では、全校児童・約630人が参加。普段行っている校庭への避難に加え、津波による洪水から身を守るため高層階への移動経路を確認しました。

(小学1年生)
「静かに自分の体を守って動きました」
「地震や津波がきたとき、練習したことを発揮できるようにしたいです」

今後30年の間に高い確率で発生するとされている、南海トラフ巨大地震。倉敷市でも大きな被害が予測されていて、市は被害の把握や避難所の設置を迅速に行うため、関係機関や市民との連携を強化したいとしています。

(伊東香織 倉敷市長)
「地震発生の確率も高くなっていますので、実際にみんなで行動してみる。みなさんの間で地震への備えを前に進めていければ」
倉敷市では今後も年に1回のペースで官民一体の一斉訓練を実施していきたいとしています。