近い将来発生が予測されている、南海トラフ巨大地震。岡山県倉敷市ではきょう(26日)、災害時の連携を確認しようと1000を超える団体が参加した街全体で一斉の地震対応訓練が行われました。

倉敷市役所。いつもと同じ、始業風景です。午前9時。

(アナウンス)
「極めて大きな地震が発生しました」

職員が一斉に机の下に隠れます。

市役所内の別の場所でも…

(訓練の呼びかけ)
「手やカバンで頭を守ってください」

小学校でも…アナウンスを合図に一斉に始まった、地震対応訓練です。

和歌山県沖で巨大地震が発生したという想定で行われ、市内の小学校や病院など1096の団体や市民合わせて9万人以上が参加しました。

市役所では、地震発生直後に職員が災害対策本部を設置。

「県のシステムにも入れるかどうか、全部確認してください」

防災システムの立ち上げや各地の被害情報の収集を実践しました。