亡くした娘のため「建てるしかない」 一周忌までに自宅再建を…
ある理由で、仮設から自宅に通い続ける人も。
東真紀子さん(69)。地震で倒壊した自宅の跡地に、新たな家を建てているさなかでした。家の土台が流木や土砂に覆われ、親族ら総出で片付けをする中、出てきたのは…、娘の芳美さんの写真です。地震で命を落としました。

地震で娘を亡くした 東真紀子さん
「10人ほど家族がいたんですけど、娘だけがいる場所が悪くて、家の梁(はり)が落ちてきて。とにかく家の犠牲になったから新しい家へ入れてあげたい」
娘の一周忌となる来年の元日までには、自宅を完成させたいと願っています。
喜入友浩キャスター
「ここにもう一回、家を建てる」

地震で娘を亡くした 東真紀子さん
「その信念は失っていませんから。何が何でも。皆さん一生懸命やってくださっているし、建てるしかない。するしかないです。1か月ぐらい遅くなるんじゃないかと思いますが、こればっかりは誰のせいでもないから」














