穏やかな朝日に照らされ黄金色に輝くススキ。24日朝の大分県内は各地で気温が下がり、高原には本格的な秋の気配が漂いました。

くじゅう連山のふもと、標高およそ900メートルに位置する九重町の飯田高原。平地より気温が5度ほど低いこの場所では今、穂を開いたばかりのススキが風に揺れ、秋の穏やかな景色が広がっています。

飯田高原(九重町)

24日は県外からの観光客が爽やかな空気を感じ季節の移ろいを楽しんでいました。

(観光客)「すごく涼しくてびっくりしました。もうちょっと厚い服を持ってくれば良かったと思いました」「こんな一面のススキはあまりないかな。きれいだなと思いました」

24日朝の気温は玖珠と湯布院で15度を下回るなど、県内15の観測地点すべてで今シーズン最も低くなりました。朝晩を中心にこれから各地で秋が深まっていきます。