高着用率の理由を県警に聞いてみると…
前の年と比べて8.9ポイント増加したことについて県警では、広報・啓発活動での呼びかけによるものとしています。

県警では、これまで高校生と共に街頭指導を強化して実施しているほか、高校野球の試合会場でも場内アナウンスなどで広報活動を進めています。

県警は、自転車での移動が多いヤクルト北陸を「自転車ヘルメット着用モデル事業所」に委嘱してヤクルトレディを通じて事業所などへの周知を依頼しているほか、金沢西警察署では、給食の牛乳パックにヘルメット着用を促す広告を掲載するなど様々な方法で着用率の向上に努めています。

県警察本部交通企画課の牧良一次席は、「引き続き、自転車事故の実態や乗車用ヘルメットの着用による被害軽減効果についてあらゆる機会を通じて呼びかけたい」としています。