大谷選手の活躍で「就活生」にも異変
破格の金額で契約した日本の企業は、どんな会社なのでしょうか?
初めてスポンサーになったという『日本管材センター』。配管などの建設機材を
扱う会社ですが、契約金の額に“冷や汗”をかくこともあったといいます。

『日本管材センター』関根章人社長:
「ドルで契約していますので、円がどんどん安くなっていったシーズン中盤あたりは、正直、冷や汗をかきながらレートを見守っていました」
しかし、看板効果は絶大!
シーズン前のオープン戦で、バックネット下の「kanzai」と書かれた看板の前で移籍第1号ホームランが飛び出すと、何度も映った看板がSNSで大バズり。ホームページへのアクセスが殺到し、就職活動に来る学生にまで大きな変化があったといいます。
『日本管材センター』関根章人社長:
「今までは、内定を一つ増やす目的で来る学生もいたけど、2024年は当社を目指す学生の数が増えた」
敵チームも“ほくほく”に安住アナ負けじと“営業”
ドジャースタジアムのスポンサー枠完売後は、“ドジャース戦限定”での相手チームとのスポンサー契約も好調。ちなみに料金は「ドジャーズの1/10~1/20の予算」とのこと。
大谷選手が「43-43」を達成したダイヤモンドバックスのスタジアムにも、バックネット下に日本企業の看板が…

『ダイヤモンドバックス』CEO デリック・ホールさん:
「ドジャースとの4連戦では、4試合で19万人もの観客が来てくれた。これは過去26年で2番目に多い記録。しかも2024年は日本の企業13社がスポンサーになってくれた。チームとしては大谷と対戦したくはないが、彼は球界全体を盛り上げてくれる存在。感謝している」

大谷効果に大喜びのダイヤモンドバックスCEOの様子に、安住紳一郎アナは「ほくほくでしたね」と話し、すかさず「一応TBSテレビ・TBSラジオも魅力的な広告枠をたくさんご用意していますので、どうぞご用命の際はお近くの営業職まで」とペコリ。しっかり“営業”しスタジオを笑わせた。