注目すべきビジネストピックをピックアップする「東京ビジネスハブ」。今回、音声プロデューサーの野村高文が、デジタルテクノロジー領域のリサーチャーであるcomugiさんと一緒に「ポイント経済とその未来」について深掘りしていきます。
「ポイント競争」の起点は?
野村:
今日のテーマは「ポイント競争」。ポイントを貯める「ポイ活」という言葉もありますが、皆さんどうでしょうか?ポイントを貯めている方も多いかと思いますが、興味がない方にとっては面倒に感じることもあるかもしれません。
私自身はどちらかというと後者で、一つのポイントを貯めていても、状況が悪くなると次に何を貯めるべきか調べるのが面倒になったりします。
今日は、その「ポイント競争」がどのようになっているのか、そして今、どこに人々が流れているのか、各社の思惑を伺っていきます。
では、今日のビジネストピックをご紹介します。「PayPay vs 楽天の経済圏、ポイント還元勝負は終焉?」というテーマです。「ポイ活」という言葉、耳にされたことがあると思います。
comugi:
そうですね、ポイ活はあまりしていないんですけど、気がついたら勝手にポイントが溜まっている感じです。
野村:
まさにそうですよね。ポイントカードを出しておくだけで損をしないような気がしますし、スマホに全部入れてバーコードを出すだけなので、それぐらいなら使いますよね。
comugi:
昔は個人情報が取られるのが嫌で、ポイントカードを使うのをためらっていた方も多かったですけど、今ではあまり気にしない人が増えていますよね。
野村:
確かに。各社が顧客獲得のためにポイントを増やしていく競争をしている背景もありますよね。そもそも、このポイント競争はどこから始まったのでしょうか?