子宮頸がんの発症を予防するHPVワクチン接種を進めている団体の代表が、接種率が全国トップクラスの島根県の丸山達也知事に感謝状を手渡し、期限が迫っている一部の公費接種をアピールしました。
島根県庁を訪ねたのは東京の一般社団法人シンクパール、難波美智代代表理事です。
HPVワクチンは副反応の報告で小学6年生から高校1年生女子への国による定期接種が一時中断され、その間に受けられなかった人へのキャッチアップ接種は今年度いっぱいで終わります。
このため、必要な3回接種を受けるには今月中に1回目を打つ必要があります。
シンクパール・難波美智代代 表理事
「ぜひ9月中にこの声を広げたい」
県ではグッズ配布などで周知を進めていますが、知事は、副反応を心配する人もあり科学的な説明が大切だと応じ、難波代表理事も信頼できる最新情報によって判断してもらい、その上で定期的な検診も必要だと話していました。
シンクパール・難波美智代 代表理事
「HPVワクチン、キャッチアップの接種の予約をして1回の接種を終えて頂きたいと思います」