苦境の日系企業 対応策は?

苦戦を強いられる日系企業の中には、人事制度などを見直す動きもあります。

バンコク郊外の日系の工場では、2016年以降、タイ人の従業員を現場の責任者に据えたり、給与をアップしたりと、モチベーションを高める工夫を凝らしてきました。

福利厚生として、トイレを改装して美容品などを充実させたほか、飲食ができるスタンドも設置。タイ人にとって居心地の良い職場を目指すことで、離職する人がほぼいなくなったといいます。

RIKEN TECHNOLOGY (THAILAND) 澤瀬孝司 副社長
「弊社の場合だと、笑い声が聞こえる工場というものが1つ理念としてある。その結果、従業員の満足度が、もし上がり、長く働いてもらえるとすると、その評判というのは社内のみならず、社外にも届くはず」

今後も経済の成長が見込まれる東南アジア。日系企業が存在感を維持していくための変化と模索が続いています。