日系企業の競争力 なぜ低下?
求人倍率が400倍に上るというタイの美容関連企業を訪ねました。

AURA WELLNESS ジェトボディンCEO
「(売上高は創業8年で)10億バーツ(約40億円)まで成長し、来年もさらに30%〜50%伸びるでしょう。ここまで成⻑できたのは、優秀な⼈材を集めてきたからです」
人気の理由は給与面だけでなく、20代でも管理職に昇進できるキャリアアップ制度。ほかにも、食堂やカフェが無料で利用できたり、息抜きができる設備などが充実していたりと、ユニークな福利厚生も好評です。
転職志向が強いとされるタイの若い世代にとっては、年功序列や規律に厳しいといった日本独特の企業文化は敬遠されてしまう面もあります。

財務マネージャーの男性(28)
「ここでの仕事はとてもオープンで柔軟性があります。⽇本の会社は、私には向いていないと思いました」
一方の日系企業はというと、人材獲得に関するセミナーに参加した人事担当者らの多くが、採用や育成に苦戦していました。
サシン日本センター 藤岡資正所長
「グローバル化というのは、外に向けた対応ではなく自分たち自身と向き合うこと」

日系企業の参加者(自販機製造メーカー)
「日本スタイルを押しつても当然うまくいきませんし、ただ、やっぱりベースとなる考えは(タイ人に)分かってほしい」
日系企業の参加者(総合商社)
「(タイの)給与の水準もどんどん上がってきていますので、そこはすごく競争が厳しくなっているなと感じます」
講師を務めたのはタイ企業の幹部たちです。

主催者「Mediator」ガンタトーン・ワンナワスCEO
「日系企業の人事制度には時代遅れなところもあり、本社が現地の変化に対応できるかが重要だ」














