そして、松本市中央通りにある小料理店「いとう家」は客のほとんどが外国人という店です。

カウンター10席ほどの店は海外からの客で満席になっていました。


店を切り盛りするのは、女将の伊藤久美子さんです。

海外からの客が増えたきっかけとなったのが、世界最大級のクチコミサイトで外国人に人気のレストランとして全国28位に選ばれたことでした。

今ではなんと9割が外国人客で、店内には英語のメニューカードも用意。

流暢な英語で対応する伊藤さんですが、独学で勉強したそうです。


伊藤さん:
「日本から出たことないです。みなさんが教師みたいな感じで、毎日英語喋ってます」

外国人観光客:
「ここは、父がすし屋さんを検索したら発見したんです」
「店の装飾がおもしろくて好きですね、おちょこも自分で選べて嬉しかった」
「女将さんはとても優しくて、英語もペラペラなのでうれしいです」

伊藤さん:
「世界から来てもらって、日本の中の、小さな長野県の、松本の中のこんな所に来てくれて、とても感謝しています。体が続く限りは、やりたいと思っています」