2人は陸前高田とその中心市街地の未来に強い危機感を感じています。

(阿部勝さん)
「復興需要も落ちて人口も減っていくのですごい大変だと思うんですよね。そういうお店にとって定期的にしかも安定的に集客っていうのはとても大きな課題だと思っていて…」
(橋詰真司さん)
「商店街の課題というよりは市の課題としていま年間100人前後でしょ、生まれる子たちが。その中でこれからこのまちをどうやったらいいかっていうのはすごい考えなきゃいけないところですし」

陸前高田市の人口は、1955年度をピークに減少が始まり、震災のあった2010年度から翌2011年度にかけては、およそ3000人が減少。
以降も減少傾向が続いています。

一時は復興需要で地域がにぎわった時期もありましたがそれも落ち着き、人口減少が、大規模なかさ上げで再建された市の中心市街地の活性化にも影を落としています。