山口県岩国市を流れる錦川で落ちアユ漁の季節を前に、アユの川下りを遮る「せき」を設置する作業がありました。
錦川では産卵のために川を下るアユを途中で捕獲するために流域の10数か所に「せき」を作ります。
7日は錦橋近くで錦川漁協の組合員が設置作業をしました。
川岸の端から端まで「くい」と竹を打ち込み、ささ竹を横にしてくくりつけアユが通り抜けられないようにします。
障害物があると前に進まないアユの習性を利用し、上流に戻ろうとするところに網をかけて一気に捕獲します。「せき」の設置作業は錦川に秋を告げる風物詩と言われてきました。
しかしここ最近は高齢化のため辞めてしまった地区もあるといいます。
9月下旬から10月上旬ごろにはアユの大群が川を下る光景がみられるということです。
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