ジャズで盛り上げたい

2019年、27歳で仙台に戻った熊谷さん。ずっと抱えていた思いがありました。

サックス奏者 熊谷駿さん:
「東日本大震災が起きたとき、高専で次5年生になる年で、その翌年から神戸にいった。プロになりたいと練習もしていて、できることっていろいろあったと思う。でも結局何もできずに、地元に戻ってきてジャズで盛り上げたいというのが凄く強かった」

ライブやイベントなどへの出演を重ねる中で、「ジャズを親しみやすいものにしたい」という思いが湧きあがります。

サックス奏者 熊谷駿さん:
「マニアックな音楽じゃないのに、ちょっと興味のある人が足を運びづらい。ジャズフェスはものすごく大切な存在であって、年1回、2日間ジャズの街になるというものだがそれが終ってしまってしまうと、仙台とジャズ何か関連するものがあるかというとなくなってしまう」